こんにちは!ちーてんです。
ヴィンテージのラグって、趣があって本当に素敵ですよね…!
私も、既製品には出せない独特の奥ゆかしさにやられて、ヴィンテージラグが大好きになった一人です。
ここでは、なぜ「ヴィンテージのラグ」がオススメなのか、ヴィンテージラグの選び方、どこで理想のラグが買えるのか、さらにヴィンテージラグの注意点まで、まとめて解説していきます!
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「ヴィンテージラグ」がオススメの理由
早速ですが、なぜラグはラグでもヴィンテージのラグがオススメなのか。
私が思う理由は、以下の通りです。
- 複雑性(奥ゆかしさ・趣)がある
我々に手の届く価格で出回っているヴィンテージラグの多くは、トルコなどの中東で40-50年前に織られたものが多い印象です。
そもそも異国情緒のあるデザイン・色使いに加え、長い年月を経て経年変化し色合い・風合いの深まったヴィンテージラグは、新品には出し得ない「複雑性」があると言えるでしょう。
〇色の〇柄のラグ、と言い切れないこの複雑性が、その空間に奥ゆかしさ・趣をもたらしてくれるのです。
- 本物の貫禄がある
日本でも、「ヴィンテージ加工」「ヴィンテージ風」のラグやインテリアアイテムは多く売られています。
最初はそれがお洒落に見えることもあるのですが、Studio McGeeなどのインテリアデザインで本物を見るようになってから、本物が持つ貫禄や空気感は加工品とは似ても似つかないことが身に染みて分かりました。
暮らしのクオリティや満足度も、本物と偽物では全く違ってきます。
ヴィンテージラグは、この本物の貫禄を余すことなく味わえるアイテムなのです。
- リセールバリューが高い
通常のラグが数千円から購入できるのに対し、ヴィンテージラグは小さめサイズでも2万円前後~の価格帯が多いです。
1万円ちょいだと玄関マットくらい、数千円だと端切れのような小さなものや、再加工された円形のマット、クッションカバー等しか手に入りません。
そもそもの価格が高めであることに加え、ヴィンテージラグは「すでに海外で誰かが長年使い込んでいたもの」なので、買う側も中古品・妥協したものという感覚は薄く、再度売ろうと思った時にある程度の金額で売れることが予想されます。
- 汚れが気にならない
これは、一周回って、という感じですが…(笑)
本物で価格も張る分、たしかに「汚したくない!普段使いしづらい!」という気持ちにもなるのですが、すでに汚れて・クリーニングされて・色褪せてという過程を経てきたことを考えると、「今後どれほど汚れようとそれは味になる」とも思えるのです。
またそもそものつくりがしっかりしているので、ガシガシとクリーニングしても大丈夫な可能性が高く、さらに色柄に複雑性があって均質ではないため、汚れも馴染んでしまって目立ちにくくなります。
一周回って新品で買ってきた中途半端なレベルのラグよりも汚れが気にならない、と言えるのではないでしょうか。
ヴィンテージラグの選び方
続いて、一口に「ヴィンテージラグ」と言っても様々な色・柄・サイズのものがあるなかで、どんなラグが特にオススメか、選び方をご紹介します。
ただ好みや目指すインテリアの方向性によってもチョイスは変わってきますので、Studio McGee風のインテリアを目指すなら、と思って見ていただくとズレが少ないかもしれません。
- 適度に色褪せ・かすれのある、柄の主張が強すぎないラグを選ぶ
まずはヴィンテージラグの醍醐味、「色褪せ・かすれ」が最重要。
ビビッドではなく、赤がかすれてオレンジっぽくなったもの、青がかすれてブルーグレーになったもの、さらに色が抜けて全体的にベージュっぽいもの等、とにかく経年変化が感じられるものがGOOD!
柄は元々新品だったときの状態に左右されてしまいますが、基本的にはあまりにメダリオン、あまりにペルシャ絨毯感といった主張の強いものより、なんだかわからないけれどなんかお洒落、と思えるような柄がオススメです。
- 部屋のインテリアにすでにあるカラーが含まれたラグを選ぶ
こちらは、Studio McGeeのインテリアデザイナー、シェイがいつも言っているコツ。
部屋にあるカラーを含んだラグを置くと部屋全体にまとまりが生まれ、意図の感じられる上級者のインテリアに近づけるのです!
ラグ単体で選ぶのではなく、すでにあるインテリアアイテムに合わせたり、ラグに合わせてインテリアアイテムをチョイスしたりとコーディネートを意識するのが大切なんですね。
またヴィンテージラグには、あまりに色あせ過ぎたり取れないシミがあるような場合、「オーバーダイ」といって全体を特定のカラーで染め直す、という場合があります。
新しく色を入れている分、褪せた感じがせず鮮やかな色が出てしまっているものもあるので、オーバーダイのラグを選ぶ際は色味により慎重になった方が良いかもしれません。
- まずは限られたスペース用に、サイズが小さくてもお気に入りのものを選ぶ
最後は、テクニックというよりマインド的なコツ。
ヴィンテージラグは値が張るので、つい似たようなものなら安い方でいっか…デザインは惜しいけど大きいからこれでいっか…と妥協してしまいがち。
でも、完全に同じものが二つとないヴィンテージラグの世界では、インテリア好きのあなたならいつか必ず「これしかない」と思える本気のお気に入りが見つかるはずなのです(笑)
そして日常のなかでそのラグが目に入るだけでニヤニヤしてしまって、嬉しくなってしまう、最高のラッキーアイテムになるのです。(私自身、体験済み^^)
なので、いきなり5-6万もするような大判サイズでお気に入りに飛びつく勇気が出ないなら、ベッドサイド等のちょっとしたスペースに敷く小さめのもので、運命の1枚を探してみてください。
その1枚を選ぶ過程で目が肥え、その1枚と過ごす日常でヴィンテージラグの価値を感じつつさらに自分の好みが洗練され、いつか本気のサイズ・金額の1枚を見つけたときに迷いなく飛び込めるに違いありません!
ヴィンテージラグを探す場所
それでは、そんな理想的なヴィンテージラグはどこで買えるのか、実際に私が購入したショップも含めて厳選したオススメの購入場所をご紹介します。
※ちなみに、ヴィンテージラグは1m×2m程度前後の長方形サイズが多く、リビング全体に敷くようなサイズは超大判と呼ばれ、比較的値が張ります。
メルカリ
以外にもおすすめなのが、メルカリ!
メルカリは個人の出品者だけでなく、海外から直接仕入れているような業者の出品者もいます。
過去の評価も見られるので、信頼できそうなショップを選べばお得にゲットできるかも!
以下、いくつかオススメの業者・ラグをご紹介☆(記事執筆時点での出品情報です)
モロッコやトルコのラグを中心に、現地から直接仕入れて販売しているショップさんです。
優しい色味 ふんわりベージュのヴィンテージトルコラグ No.357
大きめ/くすみピンクとグリーンのヴィンテージラグ No342
こちらも、海外から取り寄せたヴィンテージラグを主に販売されているショップさんです。
プロフィールには「ヴィンテージラグに魅了された者です」という記載のある、愛の伝わってくるショップさんです(笑)
トルコのヴィンテージラグ専門店より、直接取り寄せたものを販売しているようです。
107×190 くすみラベンダー クリーム 草花サークル トルコヴィンテージラグ
超大判 166×285 メダリオン グレージュクリーム トルコヴィンテージラグ
超大判167×281 ピンクベージュ×水色 メダリオン トルコヴィンテージラグ
- その他(個人)
個人の出品者の中にも、数点まとめてヴィンテージラグを出品している方がいるので、オススメの商品をご紹介します。
ラグ フローラル 青 緑 焦げ茶 ベージュベース トルコヴィンテージラグ
ラグ ホワイトフローラル グリーンオレンジ トルコヴィンテージラグ
ラグ ネイビー系メダリオン ブラウンベース トルコヴィンテージラグ
楽天
続いて楽天ですが、記事執筆時点では楽天内で本物のヴィンテージラグは見つけられませんでした。
ただ1点だけ、私が「これならありかも…!」と思って自宅用にも購入して使っている、「ビンテージ風」のラグがあるのでご紹介しておきます。
確かに本物には及びませんが、私の購入したマルチカラーは色合いも風合いも奥行きがあり、サイズに対してはお値打ちで買えたので、現時点での最適解だったと納得して気に入って使っています。
ZARA HOME
最後に、こちらも本物のヴィンテージではありませんが、もう一つうちで使っているものをご紹介…(笑)
ヴィンテージ感を出すために逆にわざとらしくなってしまっている「ヴィンテージ加工ラグ」がほとんどのなか、ZARA HOMEのこちらの「ヴィンテージスタイルラグ」は色合いやかすれ具合が絶妙で、今うちのリビングでメインを張ってくれています!
ヴィンテージラグの注意点
最後に、ご存知の通りヴィンテージラグは機能性重視のアイテムではありません。
自宅で洗濯機で洗えます!というような機能性はありませんが、主に気を付けることは一つ。
定期的に、天日干ししましょう!
匂いが出る、虫がつく、湿気で劣化するなど想定される問題を防ぐには、数か月に1回きちんと風の通る場所で天日干しするのが最適です。
あまり直射日光に長時間当ててしまうと必要以上に色あせてしまう可能性があるので、長く欲しすぎない・陰干しにする等も注意できるといいですね。
ちなみに我が家では、Riad Homeさんで購入したラグをキッチンに敷いて使っています。
たまに汁気のあるものを落とした時は大急ぎで一生懸命拭きますが(笑)、あとは普段の掃除機、たま~の天日干しだけで何も不具合なく使えています!
以上、ヴィンテージラグのすすめでした!
ほかにも本物のインテリアを作るためのコツなど、色々な記事を書いていますので、ぜひご覧ください!
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