こんにちは、ちーてんです!
家具を探している時、「機能や使い勝手」「フォルム・サイズ感」「色合い・デザイン」の全てが理想のものを予算内で見つけるのって、ものすご〜く難しいですよね。
「機能的にはバッチリなんだけど、木目がダサい…」とか、「サイズ感とデザインは最高なんだけど、引き出しの高さが低い…」とか、はたまた「全部理想通りなのに、価格が高すぎる…」とか。
私も、子供部屋に置くチェストを探していた時、まさにその壁にぶち当たりました。
でも「大きな家具で妥協したくない・・・!」と悩んだ結果、チェストとリメイクシートをそれぞれ購入し、DIYでリメイクすることにしたので、同じようにお困りの方に役に立てるように失敗談やコツ、手順などを全公開します!
理想のチェストの条件
まずは、どのように「理想のチェスト」を考えていったか詳しくご紹介します。
今回ちーてんが考えた、子供部屋に置く理想のチェストの条件はコチラ!
ざっくり優先順位順に並べてあります。
脚付き
・お掃除ロボットが入れる高さ
・ゴールドorブラックのシャープな脚
床に直置きするよりも掃除しやすく、広く感じやすいことに加え、海外インテリアで見るような脚付きチェストがほしくて、これが第一条件でした。
デザイン
・プリント感あふれるチープな木目ではなく、自然でリアルな木目
・安い家具にありがちなブラウン、ナチュラル等のはっきりした色ではなく、海外インテリアのようなアッシュやグレージュのような絶妙な色
こちらも超重要項目!
日本のダサ~いインテリア💦(笑)と、海外の本物インテリアを見比べて最もわかりやすい違いは、家具の木目と色味だと感じます。
チェストのような体積の大きいアイテムだからこそ、絶対に妥協せず決めたいポイントでした。
伝わりますか?(笑)
この差よ・・・!
ちなみにもともと子供部屋に置いていたタンスも、無駄に赤みの強いこんな色・・・
側面と正面の色、完全に違うし!!!
収納量
・衣類や寝具など、かさばるものも入りきる段数
・深めの引き出しつき
冬のパジャマや大きなニット、敷きパッドなどをしまうと一瞬で引き出しが埋まるので、段数は4段くらい、うち一段でも深い引き出しがあるといいな~と思っていました。
価格
・2つ購入できる価格帯
横長で、上にディスプレイする空間がある海外インテリア風のチェストにしたかったため、縦長のチェストを2つ並べて置くことにしていました。
そのため、2つ購入してもお財布が悲鳴をあげない、お安めの価格帯で探しました。
ちーてんが上げた理想のチェストの条件は、こちらで以上!
でもご想像の通り、全部の条件をクリアする理想のチェストは、なかなか見つかりませんでした・・・(笑)
多分、1年くらいは探し続けたと思います…!
そして冒頭で書いた通り、チェスト2台とリメイクシートでDIYすることを決意したのです。
かかったおおよその予算はこちら!
チェスト 16,000円 × 2台
リメイクシート8m 4,000円
合計 38,000円
購入したもの
購入したのは、チェスト2台とリメイクシート8m!
チェスト
段数と脚のデザイン、金額など、色柄以外が条件にあてはまったこちらを2台購入!
真四角で無駄な装飾もなく、リメイクしやすい形状が最高ですよね。
これ以外にもこれらも検討したのですが、最終的に↑に決めました。
条件があえば、これらもとても魅力的な候補だと思っています!
リメイクシート
こちらの商品の、RCB4022を購入しました!
商品画像では色の濃淡がはげしく微妙に見えますが、サンプルを取り寄せて見てみたところそれほど気にならず、絶妙な色合いで表面の質感も良かったのでこちらを選びました。
プライマー
実は本当は、こちらのようなプライマーも買うべきだったのですが、ケチって使わなかったため、少し仕上がりが微妙になりました…
詳細は後ほど!
手順
では、チェストのリメイク手順を解説していきます!
①チェストを梱包から出し、脚をつける
②全面にプライマーを塗る
③リメイクシートをあてがってどのように貼っていくか想定し、カットする
④リメイクシートを貼る
それでは早速、順に見ていきましょう!
チェストを梱包から出し、脚をつける
届いたチェストを梱包材から出すところからですが、商品レビューにもある通り、かなり重いです。
ちーてんはずっと体育会系の力自慢女子だったので、夫と2人でできましたが、可能なら男性2人いた方が安心なレベル。。
念のため、ラグなどを敷いてある場所で作業した方がよさそうです。
出したチェストを寝かせて置き、脚を設置します。
ぐるぐると回して取り付けるシンプルな方法なので、すぐ終わります。
全面にプライマーを塗る
この作業こそ、私がやらずに後悔している部分です…!
プライマーとはリメイクシートがチェストにしっかりと貼り付き、浮いてくることのないよう、チェスト表面を貼り付きやすい状態にするためのもの。
たとえリメイクシートの接着力が強くても、貼る対象の表面が貼りつきづらい状態であれば、はがれてきてしまいます。
そのため、貼る対象の表面をはりつきやすい状態にするために塗布するのが、プライマーというわけ。
私は、「ま、いけるっしょ!」とこのステップを飛ばしてしまいました。。
結果、引き出しの前板の側面など、接着範囲の狭い部分がポコッと浮いてきてしまい、出し入れの時さわる度に「あ、ここぺこぺこしてる…」と気になります。
小さな違いですが、完成度を高めてその後の暮らしの満足度をあげるためにも、プライマーはしっかり塗っておくことをオススメします!
リメイクシートをあてがって、どのように貼っていくか想定し、カットする
プライマーを塗ってしっかりと乾かしたら、リメイクシートを貼る準備段階に移ります。
まずは天板や本体側面の面積、引き出しの面積と個数を踏まえて、貼る位置を想定しながらリメイクシートをカットしていきます。
※リメイクシート購入前に、必要な面積を計算して、余裕をもった長さで注文しておくという工程があります
こんな風に、どこに貼るシートなのかを実際におきながらカットしていくとイメージしやすいですよ!
リメイクシートを貼る
続いては、いよいよリメイクシートを貼る作業!
私は、シンプルな天板からスタートしましたが、初めてで自信がない場合は側面からスタートするのもアリだと思います。
置く場所にも寄りますが、空気が入ったり失敗しても、側面であれば天板ほど目立ちません。
天板
天板のサイズよりも5~10cm大きめにカットしたシートを、端から空気を抜きながら真っすぐに貼り付けていきます。
背面は貼る必要はないのですが、天板ぴったりでカットしてしまうと端がはがれてきたときに上から見えてしまうため、ある程度はみ出して貼っておきます。
引き出しのある前面も、引き出しを開け閉めする際に見えるため、忘れず貼りましょう。
プライマーを塗らなかったため、すでに細かい角が浮いてきているのが見て取れますよね…💦
引き出し
続いて、難易度が高く数も多い引き出しに移っていきます。
ちなみに・・・
ちーてんは、二台繋げて使う予定だったため、もう一台と接する面にはシートを貼りませんでした。
またチェスト同士も、最上段の小さな引き出し二杯も、木目ができるだけ隣とひとつながりに見えるよう配慮し、連続したシートを貼りました。
さて引き出し前面への貼り方は、以下の2通りあります。
一つ目はこのように、いきなり貼っていき、後から四辺をタオルで押さえて角をつけるパターン。
角がズレる心配もなく、工程少なく作業できますが、くっきり角がつかず浮いてきやすいのがデメリット。
二つ目はこのように、裏紙をはがす前に前板にあてがって角をつけておき、これを貼るパターン。
折りたたんで角をつけられるので浮いてきづらいが、工程が増える&貼るときにズレると悲惨で難易度が高いのがデメリット。
小さめの引き出しから試してみて、合いそうな方法で進めてみてください!
さらに、二段目以降の大きい引き出しにも貼っていきます。
そして一番難しかったのが、この引き出しの角の処理…!
手をかける部分が90度ではなくナナメになっているため、側面のシートと折り合いをつけるのが激ムズに!
試行錯誤したのが以下2枚の写真ですが、結局どれも完璧にはいかず、うっすら下地が見えてしまったり、浮いてしまったり、角を触るとひっかかりを感じたり…
最適解をご紹介できず申し訳ないですが、ひとつ言えるのはプライマーを塗っていればもう少し綺麗に角の処理ができた、ということです。。。
本体正面
本体の引き出しの間の横棒も、閉じたときに少しは見える部分。
目立つ訳ではないので、端切れをつぎはぎにしたりしながら一応貼っていきました。
角は折らず、ぴったりにしか貼りませんでしたが、ここは剥がれてきてはいません!
Before&After
引き出し部分の、シートを貼る前後のBefore&Afterがこちら!
色味が変わり、木目のリアルさも増して大満足の仕上がり!
全体の完成形もお披露目!
部屋のフローリングの色ともマッチして、部屋の雰囲気が統一されてとってもお洒落になりましたよね♡
もともとあったタンスと比べると、より一層良さが引き立ちます。
まとめ
細かい作業も多く、時間も体力もまあまあ使うDIYでしたが、部屋の大部分を占める大型家具の見た目は、生活の満足度に直結するポイント。
プライマーを塗らなかったなど小さな後悔はあるものの、本当にやってよかったと思っているリメイクシートDIYです!
ちーてんの実例と失敗経験を活かして、ぜひ素敵なリメイクチェストをDIYしてみてくださいね!
ほかにも、DIYや海外インテリアを日本で実現するための方法の記事を書いていますので、ぜひご覧ください!
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