こんにちは、ちーてんです!
「大型の観葉植物がほしい!」「でも無事に育つのか、管理は大変じゃないか不安…」とお悩みの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな方に役立てるように、レポート記事を書きました!
植物の専門家でもガーデニングベテランでもない私ですが、もう2年以上、10号鉢のストレリチア・オーガスタを元気すぎるほどすくすく育てています(笑)
素人・初心者で、屋外スペースもない環境でどうしたらうまく育つのか、実体験(だけ)をもとに「要覚悟3選&メリット3選&コツ4選」にまとめてご紹介していきます。
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要覚悟3選
それでは早速、大型の観葉植物を置くために覚悟すべきこと3選から!
- (オンラインで購入した場合)受け取りのタイミングが難しい
- 窓際の場所をとる
- 手入れが大変(ストレリチアの場合:葉っぱを拭くのが大変、裂けてしまう)
一つずつ見ていきましょう!
オンラインで購入した場合、受け取りのタイミングが難しい
私は、楽天(オンライン)で購入しました。
オンラインだと送料はかかりますが、実店舗で買ってもどうせ自力で持ち帰れないのと、レビューも良く「ここになら懸けてもいいかな…!」と思えたので、決断しました。
ただ、大型宅配便で受取日時の指定ができなかったので、受け取るまではヒヤヒヤ(^^;
不在時に来てしまい返送されたら困るので、マンション住みですが「不在の場合→置き配」と指定。
そのため、「マンションのエントランスにある日突然、巨大なストレリチアが放置されてるかも」という恐怖とも戦っていました(笑)
結果、在宅勤務で余裕のある日中に来てくれたため、ほっと一安心…
宅配の業者さんが、葉っぱ丸出しで台車に乗せてエレベーターで運んで来てくれ、玄関前に置き配をお願いしたので、今度はそれを室内に運び込むのも一苦労でした。
デカい分、しっかり抱え上げたら葉が天井に当たるし、中腰で運ぶには重すぎるし、、
全身の力を振り絞って、頑張りました。
10号はいきなりハードルが高い…!という方は、7号くらいが扱いやすくて良いかもしれません。
窓際の場所をとる
コツの一つでもありますが、当然観葉植物は日光に当てたいので窓際に置くことがメインになります。
うちの場合、100均や300均で観葉植物を買っては育てまくっているので、窓際には先客がたくさん。
そこへさらに巨大な葉の開いたストレリチアを置くと、もはやベランダに出入りするスペースがないほどになりました(笑)
葉っぱが直径1m50cm程度に広がっているので、部屋の中心に置いても、棚の前に置いても、周りを歩いたり壁際の棚のものを取るときに確実に干渉します。
極力葉を傷めないよう、茎を持ち上げて避けながら通るのですが、気持ち的な「行きづらさ」がかなり生まれました。
ちなみに葉がそこまで広がっていないタイプであれば、鉢のサイズ分だけ気にすればいいので、この覚悟はかなり少なめで済みます。
例えばモンステラ等であれば、育っても直径1mを超えてくることはないのではと思います。
葉っぱを拭くのが大変
これはストレリチアや、葉が大きくて汚れ・埃がたまる植物の場合に言えることかと思います。
(勝手な想像ですが、エバーフレッシュとか細かい葉の植物はそうでもないのでは?と思ってます)
よく観葉植物の育て方を見ていると、「葉水をしましょう」「葉っぱを濡れタオルで拭きましょう」と書いてあります。
汚れを取りつつ、葉に水分を与えてイキイキと育てるためだそうです。
ただこれがまぁ面倒くさい。
霧吹きで葉水をするだけで済むならまだいいのですが、葉水をすると水分がつく分、ホコリやベタベタ汚れもつく気がします。
そして、若干表面に水の跡っぽいのが残って、それがまた美しくない(笑)
よって「葉水&葉を濡れタオルで拭く」を定期的に繰り返すことになるのですが、キッチンと違ってゴシゴシ拭けないし完璧にピカピカにもならないし、どうにもやりづらい&達成感が薄くてやる気が起きづらいのです。
しかもストレリチアは葉が裂けやすいため、細心の注意をはらって拭かないと、ビリビリっと破けてしまいます。
そんなこんなでたまに数か月放置して、ホコリだらけになったりしてますが、無事元気に育ってくれています!
メリット3選
続いて、大型観葉植物を家で育てるメリットをまとめました!
部屋の雰囲気が一気に変わり、お洒落になる
サイズが大きいことで、影響も大きくなります。
つまり、大きな観葉植物は一つ置くだけで、部屋全体の雰囲気が一気にがらっと変わるのです。
室内で写真を撮ったり、テレビ電話したりするときも結構な確率で映り込むので、「カフェにいるの~?」と言われることも(笑)
自然を感じて元気が出る、リフレッシュになる
観葉植物は全て当てはまりますが、10号以上の大型だと特に「自然!」と感じられるほど巨大です。
自然を部屋で感じられるので、元気も出ますしリフレッシュできます。
生気とエネルギーを部屋全体に与えてくれるので、気分が明るくなるのは大きなメリットだと思います。
ストレリチアの場合:南国リゾート気分になれる
最後に、ストレリチアなど南国の植物の場合に限りますが(笑)
ストレリチアは実際にバリ島などにもあるような南国の観葉植物のため、完全に部屋が南国リゾートになります!
小さくても十分素敵な雰囲気を演出してくれるのですが、これが背丈を超すサイズだと、超インパクト大!
リゾートの一角のような、特別な空間をつくってくれます。
ストレリチア以外でも、アレカヤシなどのヤシ系植物も生命力が強く感じられて、自然!南国!カフェ!という気分に浸れます。
ヤシはその影からも南国を感じられるので、私もいつかほしい…!と思っている植物です。
コツ4選
最後に、マンションで大型観葉植物を健康的に育てるコツ4選をご紹介します!
キャスターに乗せて窓際に置く
まずは、「キャスターに乗せる」。
当然ですが大型観葉植物は大きいので、移動が一苦労。
日当たりが良い場所に完全固定で置いておける広さがあればいいのですが、一般家庭ではそうもいきません。
なので移動の際に少しでも楽なように、キャスターに乗せるのです。
そして日差しを好む植物なら、晴れた日はレースカーテンも開け放って直接日光に当てたいところ!
そんな時は、少しでも日光に当たる場所に置きたいですが、ベランダに出入りする動線をふさいでしまうこともあります。
でもキャスターに乗っていれば、日光に当てたい間だけ動線をふさぐ場所に置いておくのも可能!
とにかく、「日光にしっかり当てる心がけ」と「日光に当てやすくするための移動補助輪(キャスター)」が大切なんですね。
移動範囲が広かったり、ラグとフローリングとの上り下りが想定される場合は、100均と言わず安定したキャスターに載せるのが、使い勝手も踏まえるとコスパ◎
フローリングを数メートル移動するだけなら、私のように100均のキャスターで常にバランスに注意をはらう!という力技でもいけます(笑)
ジュートの紐で形を誘導する
続いて、マニアックですが「ジュートの紐で形を誘導する」。
これは、せまいマンションでも植物が邪魔にならないためと、負担をかけずに形よく育てるために行います。
ジュートの紐は、百均でも買える茶色い麻の紐のこと。
植物由来なので、ぱっと見も人工物感が少なく景観を崩さず使えます。
これで、茎が葉の重さを支えきれず大きく広がり過ぎてしまったり、アンバランスに成長して均衡がとれず傾いてしまったりした植物を補助するのです。
そうすることで、生活を邪魔しないように誘導でき、かつ植物が自力で支えられない部分をサポートして快適に育ってもらえます。
ストレリチアの場合:伸びてきた新芽は放置せず、タイミングよく開いてあげる
ここからは、ストレリチアの場合。
春から夏の間は特に、茎の中心部から新芽がぐんぐん伸びてきて葉をひらきます。
最初は葉っぱが縦に丸まった状態で伸びてくるのですが、自力ではうまく開いてくれないことも。
丸まったままでひたすら茎だけ伸びていき、ただ棒が突き出たような状態になるのです(笑)
これは、日光が足りない時や自力で開くパワーがない時に起こります。
日光不足は、屋外でなくマンションで育てる以上、気を使っていても起こってしまう問題。
なので、ある程度まで伸びてきたら葉を破らないように細心の注意を払いながら、端っこだけはがして緩ませてあげるのです。
そうすることで、その後は自力で開くことができ、適切な長さの茎と綺麗に開いた葉っぱを楽しめます。
ただあまり早く開いてしまうと、開いた時点でその葉はそれ以上伸びるのをやめるので、要注意!
ストレリチアの場合:古い葉や裂けた葉は、剪定して花瓶で楽しむ
最後のコツは、「古い葉・裂けた葉は、剪定して花瓶で楽しむ」。
こちらはその通りですが、最近発見したお役立ちのコツです。
ストレリチアは、どんなに注意を払っても本当にふとしたタイミングで葉が裂けてしまいます。
また古い葉は、乾燥したように徐々に元気をなくし、茎の弾力も減ってたわんできて、株全体にしなびた印象を与えます。
大きな葉を切り落とすのはとてももったいない気がしますが、実際中心からどんどん新芽も伸びてくるので、新陳代謝しなければぼさぼさになってしまいます。
そんな時は、思い切って根元からザクっと切ってしまい、大型の花瓶に水を張って活けておくのがオススメ!
普通に買ったら1000円以上するような、大きな葉っぱを飾れますし、意外にも葉っぱなのに1か月近く持つのです!
ちょっと日当たりの悪い場所でも、葉っぱだけなら気兼ねなく飾っておけるので、そんな意味でもGOOD。
茎が長いので花瓶も大型のものでないと立てられませんが、ドウダンツツジ等の切り枝を生けるのにも大きな花瓶が一つはあると便利ですね!
以上、大型観葉植物をマンションで育てるために覚悟すべきこと、メリット、コツをご紹介しました!
参考になれば幸いです。
ほかにも、日本のマンションで海外インテリアを実現するコツなど色々と書いていますので、ぜひご覧ください!